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Interview
【Roswell】
NHKのHPより

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司 会:

 サドラーさん、番組の中での保安官の描かれ方について質問があるのですが、彼は明らかに何か異変が起きていることに感づいていて、自分の信念を貫くために高校生たちと敵対するわけですね。このような保安官像についてどのように思われますか? また彼は今後とも高校生たちの敵であり続けるのでしょうか?  

サドラー:
 保安官は、これからパズルのピースを1つひとつ集めていくわけです。そして彼は少しずつ真実に近づいていくのだと思います。あくまでも私の予想ですが、最後には彼の考え方そのものが根底から覆されることになるような気がします。彼は非常に一本気で、絶対に謎を解明しようと心に決めています。というのも、彼の父親(父親もまた保安官だった)はエイリアンの存在を信じていたために、街の人々から敬遠され、人生を棒にふってしまったからです。同じことが突然、今度は彼自身の身に振りかかってくるのです。


司 会:

 保安官は最終的には、高校生たちの味方になると思いますか? それとも、あの緊張関係はずっと続くのでしょうか? 

サドラー:

 その可能性はありますね。つまり……。 

ナター:

 大ありですね。 

サドラー:

 大ありですね(笑)。私は自分が、登場人物の中で最高にかっこいい男、男の中の男でなければ気がすまないんです(笑)。 

ナター:

 私たちの目標は、ウィリアム・サドラーを最高の悪役にすることなんですが……。 

サドラー:

その通り(笑)。 

ナター:

 私たちがめざしているのは彼に別の次元を与えること、エイリアンたちとは別 の目的を与えることなんです。エイリアンたちが自分たちの過去について真実を知る必要があるのと同じように、彼も真実を探し出す必要に迫られているという切迫感を与えることです。そのプロセスは、非常にエキサイティングなものになると同時に、彼自身にとってもまた充足感のあるものになると思います。

 

司 会:

 ケイティムズさんへの質問です。「アンジェラ・15歳の日々」(注5)や「レラティヴィティー」(注6)は、結局フル・シーズン放送されませんでした。今回、22エピソード分が放送されるという保証を得て、安堵(あんど)なさっているのではないかと思います。初めて放送される番組は13週で契約されるのが一般 的なのに、この番組は最初から22週というフル・シーズン契約を得られたわけですが、20世紀フォックス社とどのようなやりとりがあったのでしょうか?  

ケイティムズ:

 どうやって22週の契約になったか、ということですか? ただもう、20世紀フォックス社の担当者に番組を見ていただいた時に、非常に気に入っていただいて、できるかぎり長く契約したい、44週でどうか? 100週ではどうか? と聞かれたのです。それで私たちのほうから、まあまあ、22週で始めましょうと言ったのですよ(笑)。でも正直なところ、私はそういう部分にはほとんどかかわっていません。私たちはただただ、制作した番組を長く放送してほしかっただけなのです。 最初からフル・シーズンが約束されているということは、脚本家の視点から言えば、プランを立てやすくなるので非常にありがたいことです。ストーリーのテンポなどをあらかじめ見極められるからです。 「アンジェラ・15歳の日々」は、当初8週分の予定でスタートして、その後6週分が追加になって、さらにその後たしか5週分が追加になりました。私たちは、番組がどのくらい続くのかわからない中で、どうやってストーリーを調整しようかといつも悩んでいました。「レラティヴィティー」についても状況は同じでした。 ですから今回のように、シリーズの最初からどのくらい放送が続くのかがわかっていると、本当に助かります。「ロズウェル・星の恋人たち」のようにテーマがとても複雑な番組では、とりわけそうです。

 

司 会:

 番組の中で現地の雰囲気を出すために実際にロズウェルでロケをしようと思ったことはありましたか? 

ナター:

 そういうプランも当然ありました。しかし予算的な問題もあって実現しませんでした。そこでカリフォルニア州内でも現地の雰囲気に近い場所を探し出しました。 

司 会:

 ホットソースは一体何を意味するのですか? 

ケイティムズ:

 ホットソースとは? 

フェア:

 タバスコのことですよ。 

ハイグル:

 ああ!

 

司 会:

 番組が進んでいくにしたがって、エイリアンたちは何か新しい力や能力を見せてくれるのでしょうか? ホットソースは、非常にうまい小道具だと思ったのですが、なぜそんなものを食べるのか、その理由については先ほど見たエピソードでは説明されていませんでしたね。 

ケイティムズ:

 そうですね。なぜエイリアンたちはちょっと変わった食習慣を持っているのか。 

ハイグル:
 消化器官が変わっているからでは?
ケイティムズ:
 本当のところ、彼らにも分からないのだと思います。彼らが持っている力のことを理解するためには、彼らがまだ十代であるという点に注目しなければならないと思います。彼らは自分に何ができるのか、また何ができないのか、十分にはわかっていません。つまりその点では、一般 のティーンエイジャーたちと同じなのです。この番組のおもしろい点の1つは、視聴者が彼らとともに彼らの力を発見していくことだと思います。最初のエピソードの中で、彼らがどんな力を持っているのか、どういうことができて、どういうことはできないのかということが、少しずつわかってくると思います。
司 会:

 どなたにお答えいただいても結構なのですが、ここ数年、エイリアンや地球外生命体を扱った番組がとても増えました。新しいミレニアムが目前に控え、私たちの関心がこうした分野に向いているのだとは思いませんか? 

ケイティムズ:

 デビッド、どうぞ(笑)。

ナター:

 そうですね。どんな番組でも、それが放送されるタイミングというのはとても重要だと思います。タイムリーか? かっこいいと思えるか? でもこの番組はある意味で普遍的な恋愛ものであるとも言えます。人は皆、恋愛をしたいと思っています。ティーンエイジャーたちも、大人たちも。それは私たち全員に共通 していることであり、まさにそこが視聴者に訴えかける部分であると思います。また、この番組は、若い主人公たちが、非常に重大な決断を下すということをテーマにした物語です。これらのものが重なり合ってはじめて、魅力的で神秘的、その上ミステリアスなものになるのだと思います。

 

司 会:

 でもただのラブストーリーではないですよね。 

ナター:

 もちろん。私たちは恋愛をミステリアスで複雑な世界で包み込んだのです。先ほど「Xファイル」の話が出ましたが、「Xファイル」は1つのエピソードを新たな疑問で終わらせ、次のエピソードで何が起きるのか、視聴者に期待させるのが非常にうまかった。この番組でも同じことができると思います。それはとてもエキサイティングなことです。


 

司 会:

 例のホットソースのことで、くだらない質問をもう1つしたいのですが、彼らが飲んでいるのは1つの銘柄だけだったのでしょうか? それとも……。

フェア:

 タイアップのことですか? 

ケイティムズ:

 それは……。

 

司 会:

 ほかの人も知りたいかもしれませんので。

ケイティムズ:

 逆にほかにおすすめのホットソースはありますか? 何でも受け付けますよ(笑)。

 

司 会:

 それでは、見つけたら連絡しましょう(笑)。 

ナター:
 実は今後、番組の中で、チリソースを食べるコンテストをやろうかと思っているんですよ。いろんな食べ物を試してみようと思っているんです。
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