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【Jasonに会いた〜い!!!】
最後のチャンスにかけた、るりの4日間
<2004年3月17日〜20日までの軌跡(奇跡)>
Pt.1 【金網ごしのJason→涙の追っかけ】***********************************
★2004年3月14日(日) by チョコさん(チョコさんレポありがとうございました。感謝m(_ _)m)
17日のJasonの『追っかけ』は、14日から始まっていたと思います。
14日はアメリカ人キャストの撮影終了かも?とあったので、
最後のチャンスと思いスタジオに出掛けて行きました。
私が着いたのは2時頃になっていました。
スタジオにはJasonファン、サラファン、映画ファンが来ていました。
Jasonは午前10時からスタジオ敷地内の屋外でのロケが行われていました。
段々辺りは暗くなり寒くなってきました。
ファンも少しずつ帰り始めました。
私は他の場所にもファンが居ると知り移動しました。
そこ(金網の前)に、オペラグラスで白いワゴン車(Jason、サラの移動用)を
見ている人が居ました。
私は「るりさんに間違いない!見つけたーーー!!(笑)」と思いました。
私は黙ってられなくて声を掛けてしまいました。
るりさんとのお話はとても楽しかったです。
今までのスタジオ通いでは味わえないような満足感がありました。
最後にはファンは5人になっていました。
20時頃でしょうか・・・?
ずっと見ていた白ワゴンにサラらしき人と
Jasonらしき人が乗り込む様子が・・・・。
私達は金網越しにそれを見つめていました。
成城ゲートを通って私達の前に白ワゴンは通っていきましたが
車内の窓は濃いスモークガラスで全く見えないのです。
そこで諦め帰りました。
私は帰りの電車の中でかおりさんと一緒でした。
スタジオは寒くて、立ちっ放しだったから足は棒、
何も食べてなかったので空腹でした。
私はかおりさんにお別れする時にきちんと挨拶できなかったので
翌日メールを出しました。
かおりさんは
「Jasonは居なくても、17日が最後チャンスと思ってスタジオに行く。
18日を成田と予想している。」と返事がありました。
私はそれに便乗させてもらい、私達は17日スタジオ、18日成田に賭けてみまし
た。るりさんにも
「Jasonは居るのか居ないのか全くわかりませんが、
スタジオで待ってみませんか?」
とお誘いしていました。
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★2004年3月17日(水) by チョコさん(チョコさんレポありがとうございました。感謝m(_ _)m)
かおりさんと私はスタジオへ12時頃着きました。
ホワイトボードには「呪怨 清水 18時」となっていました。
白ワゴンもチェックしてました。
スタジオのプールの方に行くと○のセットを組み立てている最中でした。
歩道から○のセットを見ようとして、何処が絶好のポイントか探しましたが、
昼間でも殆んど見えないのに、これじゃ夜なんて全く見えないと思いました。
それにその日は強風でした。目に砂が入り、
鼻の周りにも砂が付くほどでした。バックの中も砂だらけ。
これじゃ○なんて○○ずにロケは延期?中止?とどん底・・・。
気分を変える為、かおりさんと紅茶のNINAでお茶したりしてました。
でもそろそろ るりさんも来ているかもしれないと
いつもの金網の所を通ったら白ワゴンが止まっていました。
何も動きが無いのならプールの方に行こうと思っていたら
白ワゴンがパッシングしてから動き出し、窓を開けて何か言ってます。
私達は「誰に言っているんだろう・・・?」後ろを振り返ったりしてました。
白ワゴンは成城ゲートを通り、私達の所に来て
ドライバーの方が窓を開けて
「今からJasonを迎えに行って、それから帰ります」
と。
私達は「Jasonに会えるかも!2ショット!ハグ!サイン!」
と頭はパニックでした。もう直ぐ来る るりさんの為にもタクシーで
戻ってくる白ワゴンを追う事にしました。"追っかけ"です。
タクシーを待たせておいて金網越しから白ワゴンを
オベラグラスで見ていました。
そのうちサラとJasonが出てきました。
無理とはわかっていましたが
「サラー!ジェイソーン!」
と叫んでみました。
Jasonとドライバーさんが何か話しています。
するとJasonがこちらを向きドライバーさんと歩き出しました。
オベラグラスから見るJasonがドンドン大きくなってくる!!
「えっ!えっ!えっーーーーーーーー!来るよ!Jason来るよ!」
私は大慌てでカメラを出しJasonを夢中で撮りました。
「Jason凄く可愛い・・・・・」私はウットリしてして
Jasonが握手を求めて手を出してくれたのに
気が付かないほどでした。
Jasonはお髭のJasonでしたが、素敵より可愛いと感じました。
私は「可愛い!可愛い!」と言い続けJasonを撮っていました。
途中ドライバーさんの視線を感じましたが、もう我を忘れました!
私はロズウェル関係の雑誌やサントラ、カレンダー
持っている物すべて出しました。
それはJasonにも見てもらいたかったからです。
Jasonは
「こんなに沢山あるの・・・」とか
「これ全部君の?」とか言っていました。
金網越しでかおりさんは握手しようと手をフェンスに
差し込もうとしてちょっとすりむいてしまったのですが
それを見てJasonは
「危ないから自分のほうから手をいれるから」
といって(英語で)差し出して握手してくれたのです。
彼のほうが大きい手なのになんて優しいのでしょう!!

(NOTE: Please do not reproduce without prior permission. (c)choco,(c)2004ruri.)

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ボディガードが来て急かしだしました。
でもドライバーさんとJasonは出来るだけ時間を取ってくれました。
本当にドライバーさんには感謝しています。
ドライバーさんがJasonに声を掛けてくれなかったら
私達はまた豆粒のJasonを見つめるだけになっていたと思います。
私達は素敵な時間が過ごせてとても満足していました。
でも来る筈のるりさんはまだ来ません。
私達はるりさんがJasonに会えるように
ホテルを突き止める為"追っかけ"を強行しました。
待たせておいたタクシーに乗り込み白ワゴンを追いました。
Jasonの帰国もいつかわかりません。
「いつか会える」って言っている時じゃありませんでした。
時間がありませんでした。
マナーを守れば会わせてもらえる。
若しくはホテルの近くで会う事が出来ると思っていました。
私達は"追っかけ"は初めてです。まさか自分でもそんな事を
するとは思っていませんでした。最初で最後だと思います。
タクシーの中で運転手さんが
「誰を追ってるの?」「その人有名なの?」とか言って面白がっていました。
かおりさんが「呪怨見て下さい!」と言ったら「ビデオだったら観るよ」
なんて言ってました。
その間、るりさんに連絡するのは携帯版BBSしかないと思い
あのカキコになってしまいました。
(皆さんお騒がせして申し訳ありません。質問にもレスもせず
すみませんでした。)
ドライバーさんは私達の車に気が付いていて、
切り替わりそうな信号も止まってくれました。
でも料金が6000円位になった時(距離がわからない)
白ワゴンが道の端に停車しました。
ドライバーさんとボディガードが降りて来ました。
ドライバーさんは
「ボディガードに止められちゃって・・・」と
申し訳ない様子で言ってくれました。
ボディガードは怒った感じで私達に何か言ってました。
私達は
「Jasonに呪怨の試写会には必ず来日してと言って下さい!」
とドライバーさんにお願いしました。
ドライバーさんは笑顔で頷いてくれました。
私達はそこで車を降りました。場所は青山2丁目です。
私はずっと携帯版のBBSにメールを送り続けていました。
まだスタジオで待っている るりさんに早く会いたくて
高速を使ってタクシーで戻りました。
るりさんは私達を待っていてくれました。
私達がわかると笑顔で手を振ってくれました。
でも私は直ぐに「Jasonに会えたよ」とは言えませんでした。
大丸ピーコックの前で今までの経緯を話しました。
私は今日Jasonにサインしてもらった物を
るりさんにあげました。
サインは るりさんが持っているべきと思ったからです。
るりさんはとても喜んでくれました。
それがせめてもの救いでした。
これが"追っかけ"の全てです。そしてここからが成田に繋がります。
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★2004年3月17日(水) by かおり(かおりさんありがとうございました)
チョコさんの傑作レポに感謝!! 力作ですね。もし良ければ追加 したいフレーズが有るのですが(勝手に一人で気に入っています)
17日の強風が幸いしたのか、あの時二人はずっとオーデJBの 香りのシャワーの中に包まれていたのです。(はずかし〜)
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★2004年3月17日(水) by るり
映画のクランクアップは17日、打ち上げパーティが18日との情報をある方からいただいていました。
Jasonがクランクアップしたという噂も聞いていません。
もしかしたら、今日Jasonの撮影があるかもしれない。
特別にクランクアップのインタビューとかあるかも知れない。
絶対に、成城・東宝スタジオへ行かなくっちゃ…。
って、思ってました。
この日は東宝スタジオ敷地内にあるオープンセットで○を○○させる撮影が
行われるとの情報がありました。
しかし、この日の東京はかなりの強風が吹き荒れていました。。砂嵐だか黄砂だかのように、先の景色がかすんで見えないほどです。予報では翌日までこの強風はおさまらないというし・・・。
こんな強風では○は使えないと思いました。
でも、このシーンをとらなくちゃ、クランクアップできないし…。どうするんだろう?
昼ころ、チョコさんとかおりさんがスタジオへいらっしゃると聞いてました.。
ご一緒させてくださいとチョコさんから言われていました。
でも、風が強過ぎて、花粉症のるりは家から出て行くことができませんでした。
夜中になって○をつけるんだろうか?
やはり、昼間より、夜のほうが映像的にいいから・・・っと推測しました。
それで、18時頃スタジオへ着くように行こうと決断してしまいました。
(夜になれば花粉も少なくなるし…)
後から考えると、オープンセットのロケの時間の「読み」は間違ってませんでした。
「ぴったり」でした。
新宿駅で急行に乗り遅れ、成城学園前駅でなぜか化粧室へ寄ったら、列ができていて待ち、いつもより時間が余計にかかってしまいました。
駅前から乗ったバスは空いていて着席できました。「携帯BBS」を見たら、
チョコさんがるりに「メールして欲しい」とカキコしてました。
「何か変!」とは思いましたが何が起きているのか、ぜんぜんわかりませんでした。
東宝スタジオに到着して、まず、、第7ステージの様子をフェンス(金網)越しに見ました。
(実はこの金網の前に、数分前までJasonがいた場所だったんです!)
第7の大きなドアが開け放たれています。もう撮影はしていないようでした。
チョコさんたちもこの場所にいらっしゃると思っていたのに誰もいませんでした。
あたりは真っ暗です。クランクアップしてしまったのかと焦りました。
すぐ、プールのほうのオープンセットへ移動しました。
しかし、狭い曲がりくねった道、空き地や雑木林もあり、あたりは真っ暗でひとりでは怖すぎる場所でした。防犯ベルを持ってきてよかったと思いました。でもここで鳴らしても誰も出てきてくれないような寂しい場所でした。
通り掛かりの奥様が、
「あのセットはあそこのマンションの上の階からでも覗けないように囲いがしてある」
と教えて下さいました。
東宝スタジオの脇の道路から中を見ると、フェンス(金網)があり、その先にキンモクセイの生垣、その先に囲いがありました。囲いの隙間をさがして、やっと見えるポイントをいくつか見つけました。
そこには○のセットがあって、監督はじめスタッフが大勢そろって
照明が明るく今にも始まりそうでした。クランクアップしてなくてよかったと
思いました。
しかし、チョコさんとかおりさんはどうしているんだろう?
オープンセットで張り込みながら、携帯BBSに返事をしていても、
さっぱり前後の事情がわかりませんでした。
ワゴン車をタクシーで追っかけていることは、わかりましたが・・・。
実は14日に、るりがタクシーで追っかける具体的な方法をなんとなくお話していたんです。
でも、実行はしたことはありませんでした。
まさか、チョコさんたちがそれを実行しているとは…。
14日にるりがチョコさんたちにお話していなかったら、
チョコさんは追っかけしていなかったと思います。
チョコさんたちがタクシーで追っかけているその前後の状況がまったくわからず、
まさか、るりが2日続けてJasonを遠目で見たあの場所で、おふたりがフェンス越しにJasonと会えたなんて、夢にも思いませんでした。
首都高で飛ばして成城に帰ってきてくださったチョコさんとかおりさんから、
ことの事実を知らされ、「あ、あぁ〜〜あと10分か20分早く家をでれば、るりもJasonに会うことができたのに・・・」って思うと、
さすがに元気がなくなりました(T_T)・・・・・
でも、チョコさんやかおりさんが気をつかってくださり、いろいろ話をしてくださり、
写真をみせていただいているうちに
元気になり、ふしぎと落ち込まなかったんです。
自分がJasonに会えたのと錯覚するほど、エキサイトしてお喋りに加わってました。
チョコさんは、るりが東宝に行くことはわかっていたので、
るりが会えなかったのは残念で、どうしようもなく、
何か手がかりをつかもうと、タクシーを拾って
追っかけをしてくださったんです。
本当は、追っかける必要はないんです。
るりのためにしてくださったんです。
チョコさんたちがタクシーで追っかけをして、
なんとしてもJasonに会わせてあげたいという気持ちが
ありがたかったです。
そしてチョコさんはお宝のJasonのサインをわたしに下さいました。
「こんな大切なもの受け取れない」と言ったけど、チョコさんは
「るりさんに持っていて欲しい」っておっしゃって、プレゼントしてくださいました。
涙が出るほど(実際、目はウルウルでした)、チョコさんのその気持ちがうれしかった。
サラのガードマンに阻まれたりして、
嫌な思いまでしてもわたしのために
いろいろしてくださって・・・。
おふたりには感謝の気持ちでいっぱいです。
チョコさん、かおりさんありがとうございましたm(_ _)m
この出会いを大切にしたいと思いました。
注・映画「The Grudge」のネタバレになってしまいますので、一部、「○」で伏せ字にしました。